これからお伝えするコーヒーのサブスク26選は、おすすめのサブスクを26個選んだのではなく、 26個のサブスクのおすすめポイントをまとめたものです。 中には試しているものもありますし、試していないものもあります。
ほかのサイトでは、おすすめしていないサブスクもあります。 この方針を取っている理由は、正直な答えを世に出すためです。
良いものは良い、悪いものは悪いと言いたいので、試していないものは概要の紹介となります。
- コーヒー豆のサブスクリプションとは
- スペシャルティコーヒーとは
- 失敗しないコーヒー豆の選び方
- 1.「PostCoffee/ポストコーヒー」
- 2.「Nif Coffee」/ニフコーヒー
- 3.「TAILORED CAFE/テーラードカフェ」
- 4.「TAKAMURA COFFEE ROASTERS/タカムラ コーヒー ロースターズ」
- 5.「Blue Bottle Coffee/ブルーボトルコーヒー」
- 6.「ものがたり珈琲」
- 7.「猿田彦珈琲/サルタヒココーヒー」
- 8.「BEANS EXPRESS ROSTERS/ビーンズ エキスプレス ロースターズ」
- 9.「WOODBERRY COFFEE/ウッドベリーコーヒー」
- 10.「COFFEE BASE KANONDO/コーヒーベースカンオンドウ」
- 11.「OBSCURA/オブスキュラ」
- 12.「SLURP/スラープ」
- 13.「LIGHT UP COFFEE/ライト アップ コーヒー」
- 14.「NOUDO」
- 15.「煎りたてハマ珈琲」
- 16.「AOMI COFFEE」
- 17.「STANDART JAPAN」
- 18.「AND COFFEE ROASTERS」
- 19.「THE COFFEE SHOP」
- 20.「珈琲豆専門店-和珈屋」
- 21.「GOOD COFFEE」
- 22.「WHITE COFFEE」
- 23.「TAOKA COFFEE」
- 24.「KURASU」
- 25.「ROKUMEI COFFEE」
- 26.「DOI COFFEE」/土居珈琲
- スペシャルティコーヒーを美味しく淹れるために必要なもの
- HARIO V60を使った絶対に美味しく淹れられる黄金レシピ
- 1.豆(もしくは粉)を計る(100gのお湯に対して6~8g)
- 2.グラインダーで豆を挽く
- 3. ハリオV60(ドリッパー)にペーパーをセット
- 4. お湯を沸かす
- 5. ペーパーフィルターを湯通しする(ペーパーリンス)※skipでもOK
- 6. コーヒー粉をドリッパーに入れる
- 7. ドリッパーとコップ(サーバー)をセットした状態で、デジタルスケールに乗せて、重さを0にリセット
- 8. 1投目開始(0:00~0:15)
- 9. 注湯後にドリッパーとサーバー(orコップ)を持って3回反時計回りに揺らす(0:15~)
- 10. 2投目開始(1:00~1:15)
- 11. 3投目開始(2:00~2:30)
- 12. 再度、⑧と同様に反時計回りに3回程揺らす(2:40)
- 13. 落ち切ったらサーバー(orコップ)内を撹拌して終了(3:00~4:00)
- ジェームズ・ホフマン氏の究極のドリップテクニック
- まとめ:傾向別のコーヒーサブスク
コーヒー豆のサブスクリプションとは
コーヒーのサブスクとは、毎月定額でコーヒー豆やコーヒーの粉を定期便で届けてくれるサービスです。一般的にサブスクができるお店は「スペシャルティコーヒー」と呼ばれる品質が担保された美味しいコーヒー豆を自家焙煎して届けてくれます。
スーパーなどで売られている量産のコーヒー豆ではなく、コーヒーの愛好家やプロも認める味のコーヒー豆がおうちで簡単に楽しめるとあって親しまれているサービスです。 コーヒーのサブスク26選&それぞれのサービスごとのおすすめポイントを解説します。
スペシャルティコーヒーとは
スペシャルティコーヒーとは、協会が定める定義も曖昧になっており、見解が分かれる部分もありますが、簡単に言うと、香りや風味が豊かで味わい深いコーヒー豆を適切な方法で精製され、ショップや消費者まで届けられる「美味しいコーヒー」のこと。最後はだいぶ主観が入りますが、風味が豊かな美味しいコーヒーであることが前提で、消費者に行きつくまでの工程も、オープンかつフェアにトレードされていることが重要視されています。
失敗しないコーヒー豆の選び方
個人的な見解としては、下記の順番でコーヒー豆を選んで、見ていくのをおすすめします。
- コーヒー豆の産地
- 飲み方(ブラック?ラテ?オレ?など)
- 焙煎度合い(炒り具合)
- 精製方法
- ブレンドの有無
- 値段
初心者の方に向けて失敗しないコーヒー豆の選び方をお伝えしたいので、「4」、「5」の複雑なお話は抜きにして、「産地と焙煎度合いから選ぶと失敗しにくいよ」というお話を簡潔にしたいと思います。
1.コーヒー豆の産地で選ぶ

コーヒーの味わいは産地は一つの目安として、強く参考にされている傾向にあります。産地ごとに標高やら精製方法やら気候やらと色々な特徴があるため、味わいが全く違います。
人で言う「骨格」にあたります。
下記は私の個人的な見解と各種情報を基に作成したものです。品種などによって大きく異なる場合があるので一つの参考情報として捉えていただければ嬉しいです。
上記のように、酸味が強かったり、苦味が先行だったり、まろやかな味わいだったりと色々あります。エチオピアやハワイのコーヒーは酸味が好きな人に好まれます。
ブラジルは万人受け、コロンビアは割と豆が強いので、深煎りで出回ることが多いので、苦味先行。ブルーマウンテンはコーヒーの最高峰のバランスと味わいで、グアテマラはコクが深く、味わい深いので、カフェラテにするとすごくおいしい。
2.焙煎度合い

焙煎度合いは「性格」にあたると思っています。育った環境によって少しずつ考えが変わるように焙煎の仕方によって味わいが大きく変わってきます。
各ロースターが産地や品種に合った焙煎を行い、世に出しています。酸味(フルーティさ)を活かすなら、浅煎りよりに焙煎し、苦味やコクを出すなら深煎りよりに焙煎をするので、一つの好みを表す指針にはなります。
しかし、エチオピアなんかは元々の骨格がさんみよりなので、深煎りにしてもそれなりに個性は残ります…(私は好みではない…)
そのため、エチオピアの豆は好んで飲みません!といった感じでより好きな豆を選定することができるようになります。
3.飲み方(淹れ方)
カフェラテ、カフェオレ、アイスコーヒー、ブラック、アメリカン、アレンジコーヒーなど…飲み方は様々あっていいと思います。
その飲み方に応じて豆を選ぶのも良いと思います。特にカフェラテを中心に飲みたいと思っている方は、エスプレッソやモカを淹れる必要があるため、豆選びもより楽しくなってきます。
カフェラテを飲むならそこそこ酸味がある方がコクが深いコーヒーが楽しめると思います。
1.「PostCoffee/ポストコーヒー」

”あなた専用のコーヒーがポストに届く”がキャッチコピーの今、話題沸騰中のコーヒーの定期便です。私も利用中。1分ほどのコーヒー診断をして、自分好みの味わいをPost Coffeeに伝える。あとは決済したら毎月いろんな味のコーヒーを届けてくれる、めんどくさがりだけど、いろんなコーヒーを飲んでみたい人におすすめ
point1. 毎月1480円~とお手軽な値段で始められる
50g×3種類のコーヒーが毎月1回送られてきます。それとは別で追加注文もでき、その送料は無料。
point2. 初回の発送時に組み立て式のドリッパーがついてくる
┗初回に組み立て式のドリッパーがついてくるため、ドリッパーを買う必要はないのも嬉しい点
┗もちろんペーパーもついてくる。手軽に楽しむなら細口のケトルだけあれば、問題ない
point3. 年間を通して150種類の豆が楽しめる
┗1480円のプランなら毎月3種類の豆が届くため、年間で36種類の豆を送ってくれる
┗送ってくれた豆に対して評価もつけられるので、好みを伝えることができる点は素晴らしい
point4. 毎月150g~で追加購入も全て送料無料
ネットから色々な産地、ロースター、コーヒーショップ美味しいコーヒーを注文できるのは、嬉しい。
ポストコーヒーの良さは、箱から練り込まれていて、届いたときのワクワク感、開けたときのウキウキ感、飲んだ時のドキドキ感が味わえるところ。 この薄い箱に3袋入っていて毎回違う出会いを提供してくれるサービス。
コーヒー初心者~上級者まで幅広くコーヒーへのつかり具合に応じて楽しみ方が変わるオススメのコーヒーのサブスク。
毎回同じコーヒー、定番のコーヒーが飲みたい方はほかのサブスクをおすすめします。
2.「Nif Coffee」/ニフコーヒー
堀口珈琲に10年以上勤められたコーヒーのスペシャリストのお二人が立ち上げた格安でおいしいスペシャルティコーヒーを提供しています。
point1. 200gあたり949円と爆安
990円/月 200g~ と相場の半分の値段で、スペシャルティコーヒーが楽しめると話題です。ほかのサブスクと違うところは送料。ここが4袋以上頼まないと無料にならない点は結構厳しい所。しかし、送料を入れてもなお安いのでおススメ。2袋以上頼むと割安感は増します。
point2. 初心者向けのラインナップ
コーヒー豆のラインナップは「ふつう」と「ふかいり」の二つだけ。ふつうは中煎りよりちょっと深煎り目なので、ボディ感も感じられカフェオレにはピッタリ。
→カフェオレの作り方!子供から大人まで楽しめる簡単レシピを公開
point3. 品質が一級品のため、価格以上の価値が間違いなく感じられる
堀口珈琲の出身と大々的にPRしているので、品質にこだわっています。少し粗めに挽いて、85度くらいのお湯で淹れると甘さの引き立つ、香り高いコーヒーが味わえます。
point4.品質に徹底的にこだわっている
品質と価格に徹底的にこだわっているために無店舗型のコーヒーロースターを貫いている。
3.「TAILORED CAFE/テーラードカフェ」
”あなた専用のコーヒー定期便”がキャッチコピーのコーヒーの定期便です。Post Coffee同様に毎月ポストに届くコーヒーのサブスクでコーヒースタンドの経営もしており、カフェ経営の会社が選ぶコーヒーともあって品質の高いコーヒーが送られてくる。
point1. 毎月2160円~とお手軽な値段でスペシャルティコーヒーが味わえる
point2. 50g×3種類、100g×3種類、コーヒーバッグが選べる。
┗100g×3種類は2800円なのでだいぶ割安
┗50g×3種類は2160円と相場よりは少し高い
point3. コーヒー診断で好みのコーヒーを割り出してくれる
水出しコーヒーもあるため、コーヒー初心者には特に優しいサブスク。まずは水出しから初めて、コーヒーの本当のおいしさを確かめてみるのがおすすめ。
4.「TAKAMURA COFFEE ROASTERS/タカムラ コーヒー ロースターズ」
”ワインを選ぶようにコーヒーを選ぼう”がキャッチコピーの日本の最高峰のコーヒーロースター。
point1. 専属焙煎士の岩崎さんの経歴がすごい。
日本の焙煎士が集まる大会で優勝し、豆の知識と品質を計れる国際資格のQグレーダーで最高品質の豆を評価できる国際審査員というプロが集う大会で審査できるほどの人が焙煎をしてくれる品質に嘘をつけない経歴
引用:TAKAMURA COFFEE ROASTERSのWEBサイト
point2. 初回1980円/400g
2回目以降は3980円/400gでサブスクの相場10gあたり100円と同水準とお手頃な価格
point3. 最高級グレードの高い豆のみを扱っている
スペシャルティコーヒーの中でもさらにグレードの高いトップスペシャルティコーヒーや豆の品評会(Cup Of Excellence)で入賞しているコーヒ豆のみを扱っている世界各地の世界最高品質のコーヒー豆が楽しめる。ミシュラン5つ星のレストランでも採用
point4. 返品保証がある
味に自信を持っているため100%返品保証もあり。1回飲んでダメなら返していい!この姿勢は素晴らしいですね
気軽にお試しいただきたいというタカムラコーヒーロースターズの想いが詰まったサブスクいかがでしょうか。
6.「ものがたり珈琲」
コーヒーと小説が毎月届く 体験型サブスク”特別な時を届ける定期便”がキャッチコピーのコーヒーの定期便です。ライフスタイル提供の新しい形とも今のトレンドともいえる、サービス。
point1. 1598円/月~で150gのコーヒー豆(粉、コーヒーバッグ)が届く
point2. シチュエーションと一緒に飲むコーヒーを提供
「ときめき」や「ぬくもり」などのシチュエーションと一緒に飲むコーヒーが提供され、暮らしの一部に溶け込む
point3. 世界大会優勝者が監修した豆が飲める
2016年のWBC(ワールドブリュワーズカップ=抽出の技術の世界大会)の優勝者、粕谷 哲氏がブレンドを監修している
point4. 新聞や小説がコーヒーと一緒に届く
珈琲そのものを楽しむのではなく、コーヒーがある空間を演出するサブスクリプションサービスですごく魅力的
7.「猿田彦珈琲/サルタヒココーヒー」
ペットボトル飲料等でよく監修をされている猿田彦珈琲。大衆用のコーヒーの特徴と独自の路線を両方持ち合わせたコーヒー店の強みを生かした深煎りラインナップが特徴的。
point1. 2053円/月 200g
相場通りの価格帯
point2. 3種類からなる味わいのラインナップ
「大吉ブレンド(コクがある)」「猿田彦フレンチ(まずは、ここからだそうです)」「恵比須マイルド(バランス)」の3種類からなるラインナップで、猿田彦らしく、深煎りが2つもある珍しいサブスク。
point3. 深煎り好きで失敗したくない人には真っ先におすすめのサブスク
名の知れた猿田彦珈琲が故に失敗はしにくいが、大きな挑戦はできない。安定の味を求めているなら最有力候補の一つ。
8.「BEANS EXPRESS ROSTERS/ビーンズ エキスプレス ロースターズ」
”シンプルイズベスト 特別じゃないけど、特別なコーヒー”がキャッチコピーのコーヒーを提供されているロースター
point1. 2376円/月~
2376円/月~ 150g×2回=300gでこの値段なので、コーヒーサブスクの中では比較的安価。
point2. 焙煎歴30年以上の大ベテランが焙煎
焙煎歴30年以上の大ベテランが焙煎する安定の味と毎日飲むことを考えたコーヒー豆を提供する
point3. 万人受けする味わい
ラインナップは、「オリジナルブレンド」「マンデリン」「キリマンジャロ」の3種類
毎日飲むコンセプトなので、ある程度万人受けする味わいとなり、個性が少ないザ・コーヒーが味わえるのではないかと思います。今度実際に勝手飲んでみたいと思います。
9.「WOODBERRY COFFEE/ウッドベリーコーヒー」
”世界各地から選び抜かれた個性あふれるコーヒーをお届けします”がキャッチコピーの実店舗も複数構えているコーヒーショップ。
point1. 3218円/月 150g×3種類
。スペシャルティコーヒーがこの値段で毎月飲めるのは、相場よりも安くだいぶお得感がある
point2. 実店舗があるバリスタ在籍のコーヒーショップ
実店舗があるバリスタ在籍のコーヒーショップであること、卸売りでも実績がるため品質において信頼性が高い
point3. オリジナルのカスタム焙煎機で良質なクオリティを維持
豆本来の良さとそれを活かすためのオリジナルのカスタム焙煎機で良質なクオリティを維持
安価で最初に失敗をしたくないという方にはオススメできるショップ。
10.「COFFEE BASE KANONDO/コーヒーベースカンオンドウ」
私たちを満たしてくれる一杯を提供することを約束しているコーヒーショップ。
point1. 2409円/月 100g×3種類
2409円/月 100g×3種類。相場よりは安い。シングルオリジンでエチオピアのイルガチェフェが入っているなど自信を持って提供している
point2. 世界大会で入賞歴のあるバリスタが在籍
良質なコーヒー豆に触れている世界大会で評価されたバリスタが在籍していることは非常に権威性が高く、期待できる要素の一つです。
point3. アットホーム感が色濃く見える
テキストにできるこだわりがサイトからは見えにくいがコーヒーへの愛情が伝わる親近感のある京都のショップ。
ラインナップは1種類だけど、どこかアットホーム感が色濃く見えるので、すごく応援したくなる。今度買います。
11.「OBSCURA/オブスキュラ」
”ご家庭やお店で「コーヒーのある生活」を楽しむきっかけを提供”がコンセプトのプロからも美味しいと話題のコーヒーショップ。私はいつもタンザニアのコーヒーを飲んでます。
point1. 2900円/月~ (200g×2~)
2900円/月~(200g×2~)と非常にリーズナブルな価格で高品質なスペシャルティコーヒーが飲めます。
point2. 焙煎度合いが選べる
「バランス」「深煎り」「浅煎り」から好きな焙煎度合いを選択できる
point3. コーヒー豆の栽培農園に足を運んで、現地とのコミュニケーションしている
コーヒー豆の栽培農園に足を運んで、現地とのコミュニケーションもしっかり持っているため、豆への理解度が高い。
プロからも認められるコーヒー愛好家の中では有名なお店。そのコーヒーが安く手に入るので、自身を持っておすすめできる。ドリップは自由に淹れられるため、すごくおいしいけど、ドリップバッグや水出し(通常メニュー)は若干薄く仕上がるかな。
私の好みは豆で買ってドリップがおすすめ。
実際にオブスキュラを飲んだ感想
こちらもサブスクで利用しています。オブスキュラの豆で一番おいしいと思うのは、タンザニアの豆(キリマンジャロ)です。とにかく香りがいいです。私自身、コスタリカの豆が一番好きなんですが、オブスキュラのタンザニアは同じくらい好きです。
是非、試していただきたい豆。
12.「SLURP/スラープ」
”世界の焙煎家と繋がる新コーヒー体験”がキャッチコピーのコーヒーの定期便です。2014年に3人の創業者マヌエル、ラファエル、テロによって海外で立ち上げられたブランドです。
point1. 1950円/月 200g~
価格は相場の範囲で、スペシャルティコーヒーが飲める。
point2. コーヒー診断(4つの質問)から最適なコーヒー豆をチョイス
コーヒー診断(4つの質問)から最適なコーヒー豆をチョイスしてくれるため、初回注文までのストレスが少ない
point3. 世界60名以上の焙煎士とパートナーを組んでいる
世界60名以上の焙煎士とパートナーを組んでいるため、好みに合わせて選択が可能。
引用:SLURP公式サイト
point4. 返金請求が可能
味に満足しなかった場合、返金できるとのことで味には相当な自信を持っていることが伺える。
世界の豆だけでなく、世界のロースターを肌で感じたい人にはおすすめ。初心者というより中級者から楽しさがわかってくるサービスに感じます。
13.「LIGHT UP COFFEE/ライト アップ コーヒー」
”豆の個性を最大限に生かした果実味あふれるシングルオリジンコーヒー”が特徴のカフェ。オーナーの川野さんはYouYubeでも配信をしていて、登録者数は14000人以上、Twitterのフォロワー数も1.9万人(いずれも2021年12月7日現在)と人気。コーヒー界のインフルエンサーです。
point1. 1500円/月~ (50g×3種類~)
1500円/月~ 50g×3種類~とリーズナブルな価格からお買い得価格まで用意
point2. 季節の旬なコーヒーをお店がチョイスして送ってくれる
季節の旬なコーヒーをお店がチョイスして送ってくれるため、手間なく旬なコーヒーを楽しみたい人には打ってつけ。
point3. 浅煎りコーヒーがメイン(サードウェーブコーヒー)
浅煎りコーヒーがメインで、酸っぱいだけの嫌な酸味は一切なく、酸味(フルーティ感)の本当のおいしさを味わえる。酸味の固定概念を吹き飛ばしてくれる。
point4. オーナーはYouTubeでも発信中(登録者数15,000人)
オーナーの川野さんが浅煎り好きなので、酸味の活かし方を動画チャンネルでも学べて知識が深くなる。
コーヒー初心者~上級者まで幅広く楽しめるサブスクかなと。ちなみに私は中煎りや深煎りが好き…。だけど、LIGHT UP COFFEEさんは抜群に美味しいと思ったし、浅煎りは冷めたときに全く違う味わいが楽しめるので、素敵。
実際に飲んでみた感想
オーナーの川野さん自身が浅煎りが好きで、エイジングもそれなりにする方なので、好みの出方が分かれるかもしれません。
実際に他のロースターと同じレシピで淹れるとめちゃくちゃフルーティーな豆で、風味が全く違うのはすぐにわかります。
別の言い方をすると心地よい酸味が溢れていますが、日本人は酸味が苦手な傾向にあるので、このお店の好みがマッチしているかどうかは是非、お試しいただければと思います。
14.「NOUDO」
”コーヒーが持つ様々な表情を、適切な濃度で届けたい”という想いが詰まったコーヒーロースター。様々な顔を持つ岩崎泰三さんがオーナーで、YouTubeで知られた方も多いと思います。
→→岩崎泰三さんのYouTubeチャンネル 動画は毎回1万~数万再生されるため多くのコーヒーファンから支持されているのがわかります。
point1. ほぼ相場平均の3700円/月で400g
3700円/月~ 100g×4種類~ 相場とほぼ同等で毎月第2金曜日に発送される
point2. 丁寧さが伝わる情報発信から得られる焙煎技術への期待感
初心者向けの動画伸びていたり、初心者向けの本の出版されているので、初心者にも間違いなくおすすめできるロースター。
point3. Qグレーダー保持者「岩崎泰三」氏が焙煎士
Qグレーダー保持者や焙煎士として深い知識を発信しているため、動画の内容から見るに失敗はまずないという非常に安心感がある。
コーヒー初心者~中級者までを主に対象としたラインナップと商品展開。ここから始めても間違いないサブスク。
15.「煎りたてハマ珈琲」
引用:煎りたてハマ珈琲
”珈琲は鮮度が命”がキャッチコピーのコーヒー豆専門店。煎りたてと名前についている通り、釜から出してから6時間から数日がいい鮮度の豆と定義していて、エイジングについてはあまり肯定的ではない鮮度にこだわりが強いロースター。
point1. 720円/月(100g~)
720円/月 100g~と街のコーヒー屋さんで購入するのと遜色ないくらい安く定期便を利用できます。 ※頒布期間は3か月以上~
point2. 1回に届く量が100g~400gまで4段階で選択可能
1回に届く量が100g~400gまで4段階で選択でき、毎週、隔週、月1回と届く頻度も選べる
point3. 季節のおすすめの豆が届く
毎回、季節のおすすめの豆が届くため、指定ができない分、安価での提供が実現できている。購入者としては手間がかからず鮮度の高いコーヒー豆が味わえる
point4. サブスクには珍しい後払い
支払いが前払いではなく後払い。当月末締めの翌20日の口座振替になるため、支払いがラク。この方式を取っている理由はコーヒー豆の量を毎回調整できるため、月ごとの請求が一定ではないこととハマ珈琲さんの心意気。
とにかく安く楽して、いいコーヒーが飲みたいという方にはもってこいのサービス。私が飲んだのはコロンビアのスプレモですが、中煎りでボディ感もあり、コク深いコーヒーが飲みたい人にはおすすめできると思います。特にミルクを淹れるとコクのあるカフェオレが飲めますよ!
16.「AOMI COFFEE」
引用:青海珈琲 “珈琲を愛しすぎた人たちが自分たちで豆を選び、焙煎。「青海珈琲」を作り出しました。”とのことです!
point1. 1080円/月 100g×3種類
1080円/月 100g×3種類と破格の値段で高品質な豆が毎月届く。※最低利用期間3ヵ月
point2. コーヒーショップとして青海(東京)では有名
行列の出来るコーヒーショップとして青海界隈では有名
point3. スペシャルティコーヒーのブレンドが手軽に飲める
安価でスペシャルティコーヒーのブレンドが手軽に飲めるのは、コーヒー好きには嬉しい。ブレンドは奥が深く、深いコクとフルーティーな味わいを両方楽しめて、シングルオリジンにはない深みが体験できる。
17.「STANDART JAPAN」
引用:STANDART JAPAN
“スペシャルティコーヒーの文化を伝えるインディペンデントマガジン”STANDART。コーヒーは本がメインでコーヒーがサブですが、コーヒー愛好家には持っている方も多く、YouYubeでも背景に映っているのをよく見ます。
point1. 3ヵ月に1冊~ 1900円
メインはあくまでも本なので、年間で何冊の本を届けてもらうかで金額が変わる
point2. 本の内容がコーヒーにまつわる事のみ
本の内容がコーヒーにまつわる事のみなので、コーヒー好きにはたまらない内容
point3. 著名なコーヒー業界の方も愛読者
コーヒーについて広く知りたい人にはおすすめできる本であるため、情報のきっかけを捉えるのに最適な選択肢
18.「AND COFFEE ROASTERS」
引用:AND COFFEE ROASTER
“2013年に熊本市にオープンしたコーヒーショップ”店舗を熊本に数店舗構える。
point1. 1500円/50g×3種類のお試しセット
1500円/50g×3種類のお試しセット 通常は2400円/月 100g×3種類と相場よりも安く提供
point2. 海外にも買い付けにいっている
海外にも買い付けに行かれるなどコーヒー豆と本気で向き合っているため、コーヒーに懸ける想いは非常に高い=品質にもこだわっている
point3. 到着するサイクルが選択できる
45日と1か月サイクルがあり、1回の分量が300g、450g、600gと3種類から選択できる
19.「THE COFFEE SHOP」
引用:THE COFFEE SHOP
“本当にお届けしたいと思えるコーヒー豆だけを厳選“
“自分たちが飲みたくてしょうがない、そんなコーヒー豆に仕上げる“
だからこそWEBサイトからも熱が伝わるコーヒーショップ
point1. シングルオリジンコース
point2. ミックスオリジンコース
point3. 豆の情報が入ったBeans logとオリジナル冊子が毎月届く
コーヒーを飲みながら読めるオリジナル冊子が同梱されてくる。
point4. 古くなった豆を新鮮な豆と交換できる
BEANS OVERHAUL SERVICEとして、1か月以上経ってしまった豆を送料のみで新鮮な豆と交換してくれるサービスを展開
少量から厳選された豆を楽しみたいならTHE COFFEE SHOPさんがおすすめ
引用:和珈屋
“品質宣言”を出されているくらい良い豆と良い焙煎にこだわっています。
point1. 希少種の定期便
希少種の定期便 月2回×3ヵ月×150g=15000円 農園に行かなければ手に入らない大会などで使う
point2. 焙煎の大会でも準優勝経験のある焙煎士が在籍
プロに認められた焙煎士が在籍されていて、プロ基準でコーヒーが飲めるため、玄人にはたまらない
point3. コーヒー鑑定士が品質の良い豆のみを買い付け
コーヒー鑑定士が品質の良い豆のみを買い付けしているため、品質の悪い豆の扱いがない
point4. メインが画像が生産者
こだわって買い付けをしていることが、商品ページから伝わる。現地に行かないと撮れない写真がほとんどで、すべて商社から買っているわけではなく、現地にも言っていることがわかる。
コーヒー初心者~上級者まで幅広く楽しめるロースター。希少種が購入できる定期便は初めてみました。定期便はそれしかないので、初心者から中級者は単品で購入、上級者は定期便を楽しむのがいいかもしれない
21.「GOOD COFFEE」
引用:GOOD COFFEE
国内外のスペシャルティコーヒーが飲めるコーヒーショップを紹介するGOOD COFFEEが選んだ、毎月異なる2種類のロースターのコーヒーを楽しめる、スペシャルティコーヒーの定期購入サービスです。
point1. 2500円/月 100g×2種類
2500円/月 100g×2種類 金額と分量だけ見ると割高。2つのロースターの豆を楽しめるという付加価値が見いだせれば安い。
point2. 発送日は毎月10日
point3. ロースターのサーチコストを減らしてくれる
ロースターやコーヒーショップに深い知識を持つGOOD COFFEEがロースターのサーチコストを減らしてくれる
22.「WHITE COFFEE」
引用:WHITE COFFEE
“コーヒーをピュアに愛する新体験、はじまりはじまり”がキャッチコピーのサブスク。
point①2700円/月(100g×2種類)
価格は相場よりは高め。サブスクはサブ要素っぽい扱い。診断で止まっている人が多いように感じます。
point2. 好み診断(飲み比べ→評価→6種類のコーヒーが届く)
3400円の好み診断を行う。3種類のコーヒーを飲み比べて専用アプリで好みの味を選択。それを2回やると好みがわかる!とのこと。
point3. 好み診断で自分の好みのコーヒーがはっきりわかる
好みがわからない方や初心者にはすごくいい。ここから始めるのもあり。
point4. 好み&珍しいコーヒー2種類が届く
毎月届くのは好みのコーヒー100gと珍しいコーヒー100gの2種類
23.「TAOKA COFFEE」
引用:TAOKA COFFEE
“コーヒーで、日常に彩りを”がキャッチコピーの神戸にある自家焙煎のスペシャルティコーヒーが飲めるコーヒーショップ。
point1. 4200円/月 500g ~のサブスク
4200円/月 500g ~のサブスクで、相場よりも100gあたり価格は安いが少量が選べないのは残念。
point2. カフェオレベースやドリップバッグも
カフェオレベースやドリップバッグもあって、初心者にもやさしい選択肢。
point3.ブレンドがウリ(スペシャルティコーヒー)
シングルオリジンを押すわけではなくブレンドがウリ。
私個人的にも今後はスペシャルティコーヒーのブレンドが主流になっていくと考えているので、このブレンド推しのお店はすごく気になる。お店との相性はブレンドでわかるので、試してみたい。
24.「KURASU」
引用:KARASU
ただ生きるのではなく、「暮らす」。そんな意味が込められたコーヒーショップ
point1. 2500円/月(200g~)
2500円/月 200g~ 量を増やせば相場よりも安くなるが色々なサブスクをやっている人には割高になる
point2. パートナーロースタープラン
日本全国のロースターが提供するフレーバーとストーリーを楽しめる
point3. Kurasu焙煎プラン
月ごとに、旬のコーヒーや、ヘッドロースターが吟味したマイクロロットをセレクト
point4. コーヒーを軸に暮らすがテーマ
コーヒーを軸に暮らすがテーマなのでグッズも豊富。コーヒーの見方が少し変わるそんなサブスクを求めている人にはストーリーを重要視しているKurasuがおすすめ。
25.「ROKUMEI COFFEE」
引用:ロクメイコーヒー
1974年創業のスペシャルティコーヒーが飲めるコーヒーショップ。
point1. 定期便3780円/月(250g~)
焙煎士の指定なし
point2. 頒布会4860 円/月(150g×3種類)
焙煎日本一(JRC2018)の焙煎士の豆が毎月味わえる
point3. 焙煎大会で優勝実績のある焙煎士が在籍
焙煎技術を競う大会で優勝実績のある焙煎士が在籍=品質保証
point4. コーヒーショップ品質の豆を提供
多くのバリスタが在籍していることコーヒーショップの豆が提供される
26.「DOI COFFEE」/土居珈琲
引用:土居珈琲
1971年創業の老舗のロースター。理想のコーヒーを焙煎するために焙煎機6台があり、そのすべては創業者が組み立て、焙煎をしてきたそうです。
point1. 1886円/月(200g~)
1886円/月 200g~ 相場通りの値段ですが、楽しみ方別に選択できる点はほかのサブスクと違うところ
point2. 品質維持のため、小さな焙煎機で焙煎
一度に少量しか焼けない焙煎機で微細な火加減で丁寧に焙煎を行っている=品質の維持のため
point3. 40年の焙煎経験のある土居博司セレクション
創業者であり、40年の焙煎経験のある土居博司セレクションは数が限定されているが、相場より安く購入できる
point4.品質に徹底的にこだわっている
質にこだわるためにコーヒーショップを持たない、店にも陳列をしない徹底ぶり
ここまで質にこだわったコーヒーを味わってみたい。そう思わせる情熱が伝わってきます。
スペシャルティコーヒーを美味しく淹れるために必要なもの
用意するもの
-
-
コーヒー豆:15g(一人分)
-
お湯:225g:85度=200g前後のコーヒーが出来上がります
-
ドリッパー:ハリオV60
-
ペーパー:円錐フィルター
-
耐熱コップもしくはコーヒーサーバー
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デジタルスケール(タニタので問題ないです)
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※スーパーに売っているコーヒーの粉(インスタントではないモノ)でも缶コーヒーの数倍美味しくできます。
HARIO V60を使った絶対に美味しく淹れられる黄金レシピ
上記のものを用意したら下記のステップ通りにすすめれば、失敗しないで上手に淹れられると思います。少なくとも私は毎日このレシピで美味しく飲めています。

何を隠そうこのレシピは世界チャンピオンの井崎さんのレシピとコーヒードリップ世界2位畠山さんノウハウである湯温85度を組み合わせたものです。
お湯の温度は色々試しましたが、85度がバランスの取れた自分好み味わいになるなと思います。
1.豆(もしくは粉)を計る(100gのお湯に対して6~8g)
全体湯量の10%~15%がコーヒー豆に吸われるため、225gのお湯を使うと200g前後のコーヒーが淹れられます。
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2.グラインダーで豆を挽く
粉を購入された方はこの工程をすっ飛ばしてください。
ちなみに私が使っている&使っていたグラインダーはこちらです。
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3. ハリオV60(ドリッパー)にペーパーをセット
4. お湯を沸かす
ケトルの下に細かい気泡ビッシリ詰まって、小さな泡が底面全体にと出始めたあたりが85度なので、そのあたりで止めます。
もはやそこまで厳密じゃなくても大丈夫です(笑)
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5. ペーパーフィルターを湯通しする(ペーパーリンス)※skipでもOK
※別にしなくても味の変化は素人にはわからない。
※プロでも複数回テイスティングしないとわからないし、自信を持って即答した人は見たことない
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6. コーヒー粉をドリッパーに入れる
粉をペーパー内に入れた後、ドリッパーをゆすって、粉を平らにします。山が出ていたりするとお湯の通り方が悪くなり、蒸らしなどに影響が出ますので、やっていただくことをおすすめします。
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7. ドリッパーとコップ(サーバー)をセットした状態で、デジタルスケールに乗せて、重さを0にリセット
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8. 1投目開始(0:00~0:15)
お湯60gを真ん中から円を描きながら壁までかける
15秒程で注ぎ終わる
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9. 注湯後にドリッパーとサーバー(orコップ)を持って3回反時計回りに揺らす(0:15~)
均等にお湯と豆が触れ合うようにするため
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40秒程の待ち時間
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10. 2投目開始(1:00~1:15)
┗お湯45g(全体の湯量の20%)を真ん中から円を描きながら壁までかける(壁についた粉を落とす)
┗15秒程で注ぎ終える
わかりやすい井崎さんの動画
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45秒前後の待ち時間
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11. 3投目開始(2:00~2:30)
お湯180gを真ん中から円を描きながら壁までかける。2投目より少しだけ早いペースで
30秒程で注ぎ終える
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10秒~15秒
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12. 再度、⑧と同様に反時計回りに3回程揺らす(2:40)
↓20秒から1分15秒程の待ち時間
13. 落ち切ったらサーバー(orコップ)内を撹拌して終了(3:00~4:00)
時間内に落ち切らなかった場合、コーヒー豆の挽き目を少し粗くしてください。少し粗くするだけで、簡単に10秒くらい短縮できます。
私の場合、3分を目途にドリッパーを外せるように落とし切ります。
※落とし切りと言っても、最後の最後までポタポタ落とすわけではなく、ある程度ドリッパーからコーヒーが落ち切ったら外して大丈夫です。
ジェームズ・ホフマン氏の究極のドリップテクニック
井崎さんとはまた違ったレシピで色々なエビデンスデータ(証拠)を基にこのレシピを推奨していることがわかります。

ジェームズホフマンは世界最大のコーヒー系YouTuberで、バリスタとして井崎さんよりも7年も前にワールドチャンピオンに輝くほど超優秀な方です。
まとめ:傾向別のコーヒーサブスク
色んな味を楽しみたい
・Post Coffee
・TAILORED
実店舗の味を楽しみたい
・BLUE BOTTLE COFFEE
・猿田彦珈琲
・LIGHT UP COFFEE
・OBSCURA
・TAILORED
・ROKUMEI COFFEE
・TAOKA COFFEE
コーヒーをライフスタイルの1つとして楽しみたい
焙煎が専門のお店を楽しみたい
初心者向けサブスク
・Post Coffee
・TAILORED CAFE
・WHITE COFFEE
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