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毎朝必ず1杯~2杯分をコーヒーをハンドドリップやマキネッタで淹れています。スペシャルティコーヒーをメインに、カルディ等の市販の豆も飲んでいます。
ドリッパーは、V60をメインに使用中。
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\この記事でわかること/
・マキネッタの正しい選び方
・マキネッタの失敗しない淹れ方
・おすすめのマキネッタ&エスプレッソメーカー
本場イタリアでは一家に一台あるマキネッタ
マキネッタはイタリアなら一家に一台あると言われている程、一般家庭でも馴染みのある飲み物です。
マキネッタとは
マキネッタとは
マキネッタとは、技術がなくても簡単にエスプレッソを作る道具のことです。マキネッタ、水、熱源、コーヒー粉があればエスプレッソが作れるため、おうちカフェやアウトドア用で楽しまれています。
マキネッタの構造
マキネッタは、上記の3つで構成されていますので、準備もお手入れもすごく簡単です。
・サーバー
・粉受け
マキネッタに粉と水を入れたセットした状態は図のようになります。
【図解】マキネッタでコーヒーができるまで
マキネッタに水とコーヒー粉をセットして火をかけて出来上がるまでは上図の通りです。
2、タンク内の水がお湯になる
3、熱されたお湯が上に上がり、コーヒー粉を通ってコーヒーになる
4、サーバーに繋がるバルブを通って、サーバー内にコーヒーが溜まる
非常に単純な仕組みですが、すごく画期的な仕組みですよね。
マキネッタの使い方
一般的な使い方・手順
上図は、マキネッタの一般的な使い方の概要です。
詳しい使い方は下記の手順です。
- 水をサーバーの目安の位置まで入れる(器具によって目安は異なる)
- 水をタンクに移す
- 極細挽き(細挽き)のコーヒー粉を粉受けに平らに入れる(平らにする)
- 粉受けをタンクにセットする
- サーバーとタンクをくっつける
- 中火で温める
- サーバーにコーヒーが上がってきてジュワジュワ言い始めたら火を止める
イタリアでの使い方
イタリア人のマキネッタの淹れ方についてこんな噂を耳にしたことありませんか?
・沸騰したお湯でやる
・弱火でやる
おそらく全部正解です。ですが、TwitterやYoutubeでイタリア人の投稿を50近く見ましたが、統一されたやり方は見当たりませんでした。
一つだけ共通点があるとすれば、日本人の淹れ方よりだいぶ雑ということです(笑)
Youtubeが一番多く使い方の動画が出てくるので、検索欄で「macchinetta」と入力して検索してみてください。
ビアレッティが推奨している使い方
公式サイトが推奨している淹れ方は、先ほど紹介し一般的に出回っている使い方と同じです。
マキネッタと市販のコーヒー粉でつくる絶品カフェラテ
マキネッタで作るカフェラテはおうちコーヒーの域を超えてます。豆が良ければプロが作るカフェラテと遜色ない味わいを自分で作れます。
マキネッタで通常通り入れた後に、マキネッタ1杯分につき、100mlの牛乳を使うとバランスの取れたカフェラテが作れます。
また、牛乳を温めるとより美味しく飲めるのと、牛乳をミルクフォーマーなどで泡立てると写真のようなカプチーノも作れます。
マキネッタの種類と選び方
マキネッタは様々な種類があってどのように選んだらいいか迷いますよね。その選び方とそれぞれの注意点をお伝えします。
☑ 容量
☑ クレマのできやすさ
☑ ブランド力
☑ 素材
☑ デザイン性
☑ 価格
優先順位は、①熱源 ②容量 ③価格 以下好み
この流れで決めると購入時の失敗は少ないと思います。SNSでのご相談も大歓迎です!
熱源で選ぶ【直火式・IH】
マキネッタには、ガス火対応のマキネッタとIHも同時に対応したマキネッタがあります。
ガス火対応のものが主流で、最近では、IH対応のマキネッタも増えてきています。
アルミ製のものは、IH非対応になり、ステンレス製はIH対応の製品もありますが、非対応の製品もあるため、必ず最初に確認をしておきましょう。
容量で選ぶ
写真で見ると大きさの違いはわからないのですが、カップ数によってマキネッタの大きさが変わってきます。
普段、何人で飲みことが多いのか、どんな時にマキネッタを淹れるのかを考えて、購入判断をすると失敗は少ないと思います。
種類は1カップ~12カップ用など様々サイズのマキネッタが販売されており、
①1カップ用(一人用)
②2カップ用 (1人~2人)
③3カップ用
④4カップ用
④6カップ用
クレマのできやすさで選ぶ
クレマとはエスプレッソの表面にできる細かい泡ことを差し、イタリア語で「クリーム」の意味です。
コーヒーの油分や甘味成分がここに多く含まれるため、このクレマが多くできるとより美味しいエスプレッソになります。
通常のマキネッタでは、クレマができにくいとされていますが、クレマがより多くできるようにするためのマキネッタがあります。
私もこのブリッカを使用していて、この子が圧力を調整して勝手に調整してクレマをできやすくしてくれます。

ブランド力で選ぶ
選び方の一つとして、ブランド力を加味して選ぶのもおすすめです。その一番の理由は、「情報が豊富だから」 。
ミーハーな感じにもなりますが、多く売れていて有名ということは、多くの人が持っていることを指しますので、それだけ情報が溢れていて、仲間や情報のシェアの点で大きな利点が得られるため、ちゃんと使えるかどうか迷っている方におすすめです。
本場イタリアでシェアが高いのは、同じイタリアから出されている「Bialetti/ビアレッティ」です。
私もビアレッティを使っており、情報も豊富です。
素材で選ぶ
素材で選ぶ場合、「ステンレス」「アルミ」の2択です。
見た目はアルミ独特のツヤなしの質感。軽く扱いやすいため、家用、アウトドア用どちらにも最適。IH不可
IH対応のモデルもある。アルミより重い。つや感があり、お手入れをしっかりできればインテリアとしても映える。
デザイン性で選ぶ
Amazonなどで、「マキネッタ」と検索すると下記のように色とりどりで、形も様々なマキネッタが出て来ます。
好きなデザインから熱源やサイズを検索して、購入する方法も良いと思います。
マキネッタは大事に使えば、半永久的に使えるので、どうせ買うなら気に入ったものを買うほうが、コーヒーの時間を楽しめますし、後悔しない選択になりますよね。
価格で選ぶ
購入予算が決まっている場合、価格から絞り込んでいきましょう。
しかし、マキネッタはノンブランド品であれば、1000円代から買えますが、使い方、耐久性には不安が残ります。
10年、20年平気で使えるものなので、数千円の違いであれば、限界予算内で納得するマキネッタを買ってほしいなと思います。
マキネッタ購入時の注意点
コンロ・五徳のサイズ
直火式wのマキネッタの場合、通常のガスコンロですと、マキネッタがそのまま五徳に乗らないため、以下の2種類の方法を検討してみてください。
①マキネッタ専用のコンロを用意する
私の家はオール電化のため、コンロがそもそもないのですが、ほしかったマキネッタはIH対応のものがなかったため、デザイン性を兼ね備えたマキネッタ専用のカセットコンロを買いました。
②既存のガスコンロでも使えるようにするためにミニ五徳を買う。
ガスコンロの上にミニ五徳を置けばマキネッタを温めることが可能です。注意したいのは、火力が強いため、火をつけた後にすぐに中火以下にしないと取っ手溶けてしまうようです。
いつどこでだれと使うか
「いつ」「どこで」「だれと」使うかを想定しないと誤ったサイズ感で購入してストレスを抱えてしまいます。
マキネッタは水の絶対量がほぼ決まっているので、分量調整ができない仕様です。
・使用頻度が高くなりそうなシーン
思い浮かべて何カップ用のマキネッタを購入するか判断してみてください。
サイズに迷った場合は、あまりが出にくい
カップ数が少ない方を選ぶことをおすすめします。
マキネッタでの失敗例
ボイラーから汽笛のような高音がなる
タンクについているボイラーから高音かつ大きい音がなります。
これは圧力がセオリー通りに抜けていかないためにボイラーから空気を逃がしています。
?もしも鳴ってしまったら…
・火を止めて諦める
・そのまま静観する
私は最初こそ諦めてましたが、何回か経験するうちに慣れてしまって、放置して静観してます。
そうすると上から圧力が抜けてコーヒーが出てくるので、近所迷惑ですが、美味しいコーヒーが楽しめます。
コーヒーが溢れる
コーヒーが溜まるサーバーからコーヒーが溢れてしまうケースは、火を止めるのが遅い場合がほとんどです。
接合部分からコーヒーが噴き出す
サーバーとタンクの接合部分からコーヒーが噴き出すこともあります。
マキネッタで抽出時に失敗しない3つのコツ
接続部分は固く締める
マキネッタは半密閉状態を維持することで、圧力を高めて濃度の高いコーヒーを抽出できる仕組みなので、接合部分に隙間があると空気が逃げ道が作られてしまいます。
その結果、抽出後半で接合部分からコーヒーが噴き出したり、漏れてしまって残念な気持ちになります。
縁についたコーヒーを払う
上記は、粉受けをタンクに重ねた時の写真です。
この時にふちにコーヒー粉が残っていると、わずかな隙間からコーヒーが噴き出してくるので、気を付けて払っていきましょう。
コーヒー豆を少し少なめに入れる
本場であるイタリア人が淹れている動画では、中央にコーヒー粉を盛って、外側に近い部分には軽い溝を作って淹れている方も多く見られました。
上記の画像のようにパンパンに入れずに、隙間を多く取って淹れるのも失敗を減らす方法の一つです。
おすすめのマキネッタ10選
ビアレッティ(Bialetti) モカエキスプレス
迷ったらこれを買っておけば問題ないです。
ビアレッティ(Bialetti) ブリッカ
私のおすすめは、ビアレッティ(Bialetti)のブリッカです。
より美味しくカフェラテやカフェモカを飲みたいならおすすめ。
MERMOO YILAN モカポット
・エスプレッソがカップに直接抽出できる
G.A.T マグニフィカ
・イタリアの権威あるメーカーの一つ
ビアレッティ ヴィーナス
・写真映えがする
ビアレッティ モカイントロダクション
・直火+IH対応
Easyworkz ペドロ
・オールステンレスで写真映えする
ビアレッティ
・仕様はモカエキスプレスと同じ
ビアレッティ モカ アルピナ
・アウトドア(山)に持っていくことをイメージした作り
ビアレッティ Black Star Edition
・マットブラックとゴールドの限定色
マキネッタのお手入れ方法
マキネッタのお手入れ方法は、抽出が終わったら早めに水洗いをするだけです。
細かく振りながら洗うと間にあるコーヒー粉が出てくるので、より綺麗な状態を保てます。
マキネッタで淹れるコーヒーがさらに美味しくなる豆・粉を紹介
ポストコーヒー
一つ目は、「ポストコーヒー/PostCoffee」日本、世界の焙煎所(ロースター)と提携し、自社でもコーヒー豆を焙煎し、品質の高いコーヒー豆が飲めると話題のコーヒー豆のサブスクサービス。
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Blue Bottle Coffee/ブルーボトルコーヒー
引用:ブルーボトルコーヒー
”アメリカの小さなガレージから始まったコーヒー屋”ブルーボトルコーヒーのサブスク。世界中の豆をブルーボトルが厳選し届けてくれる、ブルーボトルファンにはたまらない定期便。
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下記の3つをはじめ、ジュエリーブレンドやマイルドカルディ、ブラジルダークローストなどブラジルをベースとした豆が楽しめますので、是非、探してみてください。
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本格的にラテを淹れるならエスプレッソマシンがおすすめ
デロンギ マグニフィカS 全自動コーヒー
初心者の方で、失敗をできるだけ避けたいなら、デロンギの全自動のコーヒー「マグニフィカS」がおすすめ。
デロンギ エスプレッソマシン ECO310
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