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ブラジルのコーヒーの特徴を徹底解剖!美味しい淹れ方と飲み方は?

コーヒー豆

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asano
asanoコーヒーブロガー
コーヒーをハンドドリップやマキネッタで淹れています。スペシャルティコーヒーがメイン。使用ドリッパーは、V60,カリタウェーブ,フラワードリッパー等。

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  1. はじめに
    1. ブラジルのコーヒーが人気の理由
    2. この記事でわかること
  2. ブラジルのコーヒーの歴史
    1. コーヒーのブラジルへの導入
    2. コーヒー産業の発展とブラジル経済への影響
  3. ブラジルのコーヒー生産量・消費量
    1. ブラジルのコーヒー生産量
    2. ブラジルのコーヒー消費量
  4. ブラジルのコーヒー豆の特徴
    1. 60億本のコーヒーの木がある
    2. 精製方法はナチュラル製法(天日干し)
    3. ブラジルのコーヒー豆のグレード
    4. 7割がアラビカ種、3割がロブスタ種
      1. アラビカ種
      2. ロブスタ種
  5. ブラジルのコーヒーの味の特徴
    1. チョコ、ナッツ、キャラメルといった香ばしい香り
    2. クセがなく、コーヒー初心者にこそおすすめできる
    3. 深煎りも中煎りも美味しく飲める
  6. ブラジルのコーヒーの美味しい淹れ方と飲み方
    1. ブラジル産のコーヒー豆をより美味しく淹れる方法
      1. 世界一のドリップレシピ
      2. 世界が称賛した透明感のある味わい
      3. コーヒー界のレジェンド
      4. アジア人初のバリスタチャンピオン
    2. ブレンドで楽しむ
    3. 「日本人が好む」ブラジルのコーヒーを美味しく飲む方法
      1. 甘いものとブラックコーヒー
      2. カフェラテ
    4. ブラジル現地でのコーヒーの飲み方
  7. 【おすすめ5選】ブラジルのコーヒー豆を買うならココ!
    1. ポストコーヒー
    2. Tailored cafe
    3. nifcoffee
    4. カルディ
  8. ブラジル豆のグレード・等級の基準
    1. 豆の欠点数による等級
      1. 欠点数と等級について
      2. 欠点数の計算方法
      3. 欠点豆の見分け方
    2. 豆の大きさによる等級(スクリーンサイズ)
    3. カップ(味)による等級
  9. ブラジル産のコーヒー豆の種類・銘柄
    1. サントス
    2. ショコラ
    3. カドテアズール
    4. サンマリノ サンドライ
    5. 【種類】 ムンドノーボ

はじめに

ブラジルのコーヒーが人気の理由

ブラジルは世界最大のコーヒー生産国であり、多様な品種と高品質のコーヒーが豊富に生産されています。このため、消費者は幅広い選択肢の中から自分好みのコーヒーを見つけることができます。

世界的に見てもコーヒー豆の品質が高く、味わい深い風味や独特の香りが特徴です。また、甘みと酸味のバランスがよく、コクとボディがあります。これらの要素が相まって、多くのコーヒー愛好家に支持されています。

この記事でわかること

・ブラジルのコーヒーの歴史

・ブラジルのコーヒー豆の特徴

・ブラジルのコーヒーを最大限楽しむアイディア

ブラジルのコーヒーの歴史

コーヒーのブラジルへの導入

ブラジルコーヒーの栽培は、18世紀中頃(1727年)にスリナム経由でブラジルのパラー州に、領土紛争の解決を目的として、コーヒーの木が植えられた事から始まったと言われいます。

その後、1761年から本格的に栽培が開始されます。

コーヒー産業の発展とブラジル経済への影響

ブラジルが本格的に産業発展を遂げていく過程を年表でわかりやすくまとめました。

■1888年~:ブラジルにおいて奴隷制度が廃止
┗賃金労働の開始
┗ヨーロッパ圏から移民から雇用
■1906年~:急激なコーヒー生産による価格の急落
┗コーヒー価格維持政策を導入
■1920年~:コーヒー世界シェアの約80%
■1930年~:100万人を超える生産者がサンパウロに集まる
■1950年~:世界シェアの縮小が始まる
■1960年~:世界シェアが約60%
■1990年~:品質管理に注力を開始
■現在:世界シェア30~34%で世界一位

少しずつシェアは少なくなっているものの、生産面積は他国を圧倒しているため、ブラジルのシェアNo.1はしばらく続くことと思われます。

 

ブラジルのコーヒー生産量・消費量

ブラジルのコーヒー生産量

ブラジルは、世界シェアNo.1を守っているものの、世界シェアはじわじわと下がっているのは変わりありません。

元データ:Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)

▲ 2023年1月20日に更新された最新のコーヒー生産量の世界ランキングです(上位20位)。

▼ 2023年1月20日に更新された最新のコーヒー生産量の世界ランキングです(上位50位)。

40位以下は世界の生産量の0.1%のシェアで、ほぼ団子状態です。

上位4カ国で世界シェアの半分を占めています。

ブラジルのコーヒー消費量

ブラジルは生産国の中で圧倒的な1位で、消費国全体で見ても、アメリカに次ぐ2位と世界的に見ても、多くコーヒーを飲んでいることがわかります。

地産地消をしながらも、他国に輸出ができるのは、すごいの一言です。

ブラジルのコーヒー豆の特徴

60億本のコーヒーの木がある

先述した通り、世界に流通しているコーヒーの約30%がブラジル産となっており、折り紙つきのコーヒー生産大国です。

その生産量を支えているのは、約27,000平方キロメートルあると言われているコーヒー農園の面積におよそ60億本のコーヒーの木です。

 

精製方法はナチュラル製法(天日干し)

ブラジルコーヒーでは、天日干しを行う「ナチュラル製法」が主に用いられています。ナチュラル精製方法は、快晴が条件で、乾燥がうまくいかないと味が崩れるリスクがあります。

しかし、ナチュラル製法で精製された豆は、果実から豆へワインの芳醇な味わいを残してくれるため、ファンが多いのも確かです。

 

ブラジルのコーヒー豆のグレード

ブラジルのコーヒー豆は、あらゆる基準でグレードが設けられています。

一般的なものは、「No.2」~「No.8」までつけられた等級です。

詳しくは後述します。
ブラジルの等級の詳細はこちら

7割がアラビカ種、3割がロブスタ種

アラビカ種

ブラジル産の豆は、最高級品質の「アラビカ種」が7割です。エチオピア原産のアラビカ種は、標高900m以上が最適かんきょうとされていて、病気に弱く、栽培環境が悪いとすぐに枯れてしまいます。

カフェや喫茶店で提供されている豆のほとんどはアラビカ種の豆で、香りが良く豊かな味わいが楽しめます

ロブスタ種

残りの3割はアフリカ原産のロブスタ種。低地で栽培ができ、病気に強く、高温多湿でもOKとあってアジア諸国で多く栽培されています。

強い苦味、渋みを感じるロブスタ種は、主にインスタントコーヒーに使われています。そのほかに、コーヒーの味に深みを持たせたり、商品を安価にするために用いられます。

 

ブラジルのコーヒーの味の特徴

チョコ、ナッツ、キャラメルといった香ばしい香り

ブラジルは、チョコレートやナッツ系の味わいが特長です。

酸味も程よくブラックコーヒーでも非常に飲みやすいことやチョコレートやナッツ系の風味はミルクとの相性が良いため、カフェラテなどにするのがおすすめです。

 

クセがなく、コーヒー初心者にこそおすすめできる

ブラックのコーヒーは、クセが少ないのが、一番の特徴です。

中煎りであれば、酸味と苦味、甘味のバランスが取れた味わいが楽しめるため、普段ブラックコーヒーを飲まない人でも飲めるくらいスッキリした味わいが楽しめます。

 

深煎りも中煎りも美味しく飲める

ブラジルは、豆自体も強く深煎りで提供している専門店も多く見かけます。

ブラジルの深煎りは酸味がほぼ感じられないため、酸味が苦手な方には特におすすめです。

 

ブラジルのコーヒーの美味しい淹れ方と飲み方

ブラジル産のコーヒー豆をより美味しく淹れる方法

世界一のドリップレシピ

World Brewers Cup(WBrC)2016(※)で優勝した46メソッドの開発者である「粕谷 哲」氏のドリップレシピ。今もなおプロがこのレシピをベースにレシピを組み立てている。

粕谷氏の46メソッドを大解剖!世界が認めたコーヒーの淹れ方!

 

世界が称賛した透明感のある味わい

World Brewers Cup(WBrC)2016(※)で準優勝した「畠山 大輝」氏
自由抽出で世界最高点を獲得した天才の透明感あるコーヒーに仕上げるレシピを考案。

畠山大輝氏の世界が称賛したドリップレシピを徹底解剖

 

コーヒー界のレジェンド

一つ一つの抽出動作に根拠があり、美味しく淹れられるレシピを考案。世界的に有名なバリスタ「ジェームズホフマン」氏のドリップレシピ

ジェームズホフマン氏のドリップレシピ

 

アジア人初のバリスタチャンピオン

若干24歳で世界のトップに立った若き天才「井崎 英典氏」が考案した世界一美味しいドリップレシピは様々な豆で美味しく淹れられる万能レシピです。

 

※World Brewers Cup(WBrC):ブラックコーヒーを世界一美味しく淹れる大会
※World Barista Championship(WBC):バリスタ世界一を決める大会

ブレンドで楽しむ

ブラジルは、クセがない=特徴がないとも考えられるので、より深い味わいになるようにするために、ブレンドをするのも一つ。

ブラジル×グアテマラ
→甘味や酸味が増す

ブラジル×エチオピア
→フルーティーな味わいになる

ブラジル×インドネシア
→ボディ感が増す

あなただけのブラジル×○○を見つけてみてはどうでしょうか。

 

「日本人が好む」ブラジルのコーヒーを美味しく飲む方法

甘いものとブラックコーヒー

このようにブラックコーヒーを甘いもののお供にするのがSNS多く見られます。

カフェラテ

おうちコーヒーだけでなく、プロもブラジルの豆でカフェラテを提供されています。

 

ブラジル現地でのコーヒーの飲み方

ちなみに本場ブラジルでは、エスプレッソか、カプチーノで飲むのが一般的で、アイスで飲む事はほとんどないみたいです。

ブラジルの方は、ホットでエスプレッソやカプチーノにして砂糖をたっぷりと入れたコーヒーを飲みます。ブラックコーヒーを飲むことはほとんどなく、ホットでとことん甘くする。濃厚な甘さのホットコーヒーを小さいカップで少量飲むというのが、ブラジル流です。

【おすすめ5選】ブラジルのコーヒー豆を買うならココ!

ポストコーヒー

一つ目は、「ポストコーヒー/PostCoffee」日本、世界の焙煎所(ロースター)と提携し、自社でもコーヒー豆を焙煎し、品質の高いコーヒー豆が飲めると話題のコーヒー豆のサブスクサービス。

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※2023年2月現在はブラジルのサン・ジョゼ農園の豆が楽しめます。

 

カルディ

言わずと知れた、カルディもブラジルの豆を多く取り扱っています。

下記の3つをはじめ、ジュエリーブレンドやマイルドカルディ、ブラジルダークローストなどブラジルをベースとした豆が楽しめますので、是非、探してみてください。

カルディのブラジルを評価・正直レビュー!定番の味をもっと美味しくする方法

カルディのツッカーノブルボンを評価・正直レビュー!美味しく淹れる方法を解説

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ブラジル豆のグレード・等級の基準

まとめたものが下記の表です。

一つずつ簡単にご紹介します。

豆の欠点数による等級

生豆300gからどれだけの欠点数、大きさ、風味で等級などの表記が変わります。

欠点数と等級について

ブラジルの豆は欠点数(1欠点、2欠点…と数える)に応じて等級が区切られており、最高評価を受けるものは、4欠点以内となります。

次に紹介する計算方法で考えると、No.2の最高評価の豆でも、300g中で最大20個の欠点豆が存在することになります。

こうした背景を受けて、No.1が存在しないだそうです。

欠点数の計算方法

下記の通り、様々な計算方法があります。

欠点豆の見分け方

欠点豆の見分け方は下記の通りです。

※画像はFNC( コロンビアコーヒー生産者連合会)から素材を後手今日いただいています。

豆の大きさによる等級(スクリーンサイズ)

カップ(味)による等級

 

ブラジル産のコーヒー豆の種類・銘柄

サントス

ブラジルのコーヒーは、サントス港から輸出される事からブラジルの豆を総称して「ブラジル・サントス」呼ばれる事も多いです。

サントスといえば、サッカーも有名な地区で、かつては「三浦知良氏」も在籍していたチームがあります。

ショコラ

コーヒーの国ブラジルの南部にあるミナス・ジェライス州サント・アントニオ・ド・アンパロを中心にした組合のコーヒー豆は、チョコレートのようなコクのある甘みを持っていることから「ショコラ」と名付けられています。

カカオ、ヘーゼルナッツ、ブラウンシュガーなどとろけるような甘みとコクがあるバランスの取れたコーヒー豆の品種です。

 

 

カドテアズール

ミナス・ジェライス州にある標高1000m以上で、寒暖差が激しく、火山性の土壌に覆われている地域というコーヒー栽培に適した農園で育てられている品種です。

ブラジルの「ブルーマウンテン」というニックネームがあるほど、味や品質が良いと言われています。

甘味、酸味、苦味の均等に取れていてバランスの良いコーヒーと人気がある品種です。

サンマリノ サンドライ

4つ目は、「サンマリノ サンドライ」という種類・銘柄です。

完熟したコーヒーチェリーは収穫せずに樹上で熟成させてからゆっくり乾燥させていきます。その後、回収されたコーヒーチェリーを水洗いし、天日干しで乾燥させていく一連の精製方法を「サンドライ製法」と呼んでいます。

ゆっくりと乾燥させることで甘みが凝縮された豊かな味わいが楽しめます。

【種類】 ムンドノーボ

ムンドノーボは、主にブラジルでさいばいされていて、ティピカ種(スマトラ種)とブルボン種の自然交配で1950年に入ってから栽培され始めてから、今なお人気が高い品種です。

カカオやナッツなどの香ばしい香りと、適度な苦味でバランスの取れた味わいになるのが特長。

名前の由来は、ポルトガル語で「新世界」という意味を持つ発見された地名「ムンドノーボ」からそのまま名付けられたそうです。

 

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